電気炉を長持ちさせるには、これ!
ちょっとした習慣で、断線を予防!
電熱線に積もったホコリを掃除してから窯詰めしよう。
炉内の電熱線には、意外にホコリが積もります。
釉薬の飛沫や、炉のサビなどです。
そのままにして焼成すると、電熱線が急激に劣化します。
窯詰め作業の前には、電熱線を掃除をするのを習慣にしよう。
小型の掃除機を使います。
電熱線の「波線」の上と下の部分のホコリを吸い取ります。
充電式でないほうが吸塵力があって良い。
ノズルの長いものが、なにかと便利。
メーカーの話では、電気炉の寿命は「10年くらい」だそうですが、私(林)の窯は、18年半経った今も使っています。
長持ちしてくれましたが、全体が傷んできたので、そろそろ変え時ですね。
電熱線は10年経ったときに張り替えました。
それまでに本焼き500回、素焼き400回をこえる焼成を行なってきた。
しかも、本焼きは線に負担の重い還元焼成がほとんど。
ほんの少しの手間をかけるだけで、窯も電熱線も長持ちしますよ。