全面に釉薬を掛けて焼きたいなら、こうする!
「目立て」をして、 下から支える!
童仙坊(どせんぼう)という道具土で「目立て」をして作品を支えます。
1.童仙坊は粉末で売られいますから、ボウルに入れて水を加えてゴムベラなどを使って練ります。
1キロほど作ってビニール袋に入れて保管しておけば、いつでも使えて便利。
2.指先で丸めて、小さな円錐形にします。
これをいくつも用意します。
3.作品を裏返して置き、円錐形のとがった方に糊(ヤマト糊など)をつけて作品に貼り付けます。
※乾いた大き目のスポンジの上で作業します。釉薬がはがれないように。
4.作品をひっくり返して、「目立て」を下にして焼成します。
以上の作業を「目立てをする」と言います。
※作品が焼け締まるとき、目立てが動いて倒れることがあります。
防止するには、作品と同じ粘土で作ったタタラ板を乾燥させて作品の下に敷きます。
作品といっしょに縮むので、目立ては倒れません。
※焼きあがったら、目立てを取り除いたあと(手袋をはめた手で折り取ります)、ミニ・グラインダや、卓上グラインダで整えます。