半乾燥させた粘土どうしを接着させる便利な道具!

「水をつける+引っかく」、が一度にできる!オリジナル道具の紹介!

陶芸用品の「櫛(くし)」を、歯3~4本分に切断したものを使おう!

取っ手を付けたり、「付け高台」を接着したりするとき。
一般的な方法は、筆に水をつけて濡らして、針先でひっかいてドベをつくって・・・というやり方です。
これだとふたつの作業が必要です。

そこで私(林)は、櫛を使う方法を考案しました。
陶芸用品の木製の櫛、これを切断して3~4本櫛にします。

水を入れたボウルを用意して、櫛先を水に浸してから、半乾燥した粘土の表面をリズミカルに引っかきます。
水がなくなったら、また水をつけてひっかく。

この方法なら、櫛のあいだに水があるために「水をつける」「引っかく」の作業が同時にできます。

ドベが固まりかける(水がひく)まで待って、粘土どうしを接着させます。

(写真協力:「短期集中コース」受講のM.Nさん)