薄汚れてきた自作の食器をキレイにする奥の手!

素焼きするときに、いっしょに入れて焼く。やってみる価値あり!

市販のキッチン用漂白剤に浸けてもダメなら、素焼きするという奥の手もありますよ。

ただし、捨てようかなと思うようなもので試してください。
だいじなものや、高価なものはやめておきましょう。

貫入(かんにゅう/釉薬の細かなヒビ)に入った汚れを落とすには、キッチン用の漂白剤をまず試してください。

それでもダメなら、素焼きするときに一緒に窯に入れて800℃くらいで焼きます。
(8時間かけて800度まで温度を上げて終了、という意味)
有機物はすべて燃えるので、「新品」のようになります。

写真は、「素焼き」を終わってきれいになりたての食器。

※ただし、織部(おりべ)釉の場合は、色調が変わってしまうのでご注意を!
※また金彩、銀彩を施したものなど低い温度で焼いたものや、上絵を施したものには影響が出るのでやめましょう。

※陶器が古びてくるのを「育つ」と言って楽しむ心が日本にはあります。
「キレイ」にしないで、作品が育つのを楽しむのも素敵ですよ。