Q:「三島(みしま)」にするためのハンコ押しは、削りの前?後?

A:ハンコ押しは、削りの前におこないます。粘土の乾燥具合に気をつけて。

三島の中でも「暦手(こよみで)」と呼ばれるものですね。

粘土は縁から乾いてゆくので、縁に近い部分からハンコを押します。
(いちばん上部は、ハンコを押すと歪んだりこわれたりすることが多いので、竹串などで模様を入れるのがふつうです)

上部へのハンコ押しが終ったら、少し時間を置いてからその下の部分へ。
さらに時間をおいて、底に押します。

※ハンコを押すのに良いタイミングは、感覚的なものなので説明しにくいのですが、
 手で触ってみて、粘土がベタつかなくなったときです。
 1個押してみて、行けるかどうか判断してみてください。

先に底を削ってからハンコを押すと、(底に)ヒビが入ることがあります。
削りは、ハンコを押し終ってから。