Q:ロクロの回転が、前にかよっていた教室と違うのはどうして?

A:ロクロで形を作るときは右回転(時計回り)が一般的です。

でも、沖縄や丹波などは左回転です。

削りは、瀬戸、京都、備前などが右回転。
沖縄、有田、唐津、萩、丹波などは左回転です。

手回しロクロの技術が中国から伝わったところ(右回転)と、足で蹴る蹴ロクロ(けろくろ)が朝鮮半島から伝わったところ(左回転)、と言われています。
詳しく調べてみると深く、面白いことが分かりそうです。

当教室では形成は右回転、削りは左回転で指導しています。
右回転で削ると、カンナを左手に持ちかえたりする必要があって、やや合理的ではないように感じますが、その方法でやってきた人にとっては、やりやすいのかもしれません。