Q:ロクロは自転車みたいなもんだよ、と先生が言うのはどういう意味?

A:転んでも転んでも練習してると、あるとき突然できるようになるよね、あの感じ!

基本的な技術は、とにかく身体に覚えさせるしかないんです。
どうしたら自転車を走らせることができるか、なんて、説明するのは、たいへんだと思いませんか?

でも、しばらく転んでるうちに、理屈なんか分からないのに、突然できるようになる。

どのレベルを「できる」というかは難しいけど、「粘土が思い通りにスルスルと上がって、背の高い湯飲みができるようになった」
というレベルなら、僕の実感としては100時間目くらいでした。

通っていた陶芸教室の先輩も、100時間くらいでコツをつかんだと言っていたので、「100時間目に天使がほほえむ」というのは一般的に言えそうです。

身体に覚えさせること。
自転車に乗れるようになったように、ロクロもできるようになりますよ!