Q:世界でいちばん陶芸のレベルが高い国はどこですか?

A:それは日本です!

日本の器は多くの場合、手に持って使います。
そのため、重さや重心の位置などにこまやかな配慮が払われます。
また、唇を付けることも多いために、口縁部の口当たりなどにも気を遣います。 

テーブルに置いたままフォークナイフで食事する欧米などと比べると、日本の食器に求められるレベルのハードルの高さが際立ちます。
日本の食生活の習慣が陶芸のレベルを支えています。

抹茶茶碗など、お茶をおいしく飲むためにあらゆる工夫がされていて、世界の「食器」の頂点といえるでしょう。