Q:使っているうちに高台がポロッと欠けた!欠けない作り方は?

A:高台の角を直角のままにしないで、角を落としてやれば欠けにくくなります。

水簸(すいひ)した粘土など、粒子が細かいものは欠けやすい傾向があります。
写真のように、高台を直角のままにしておくと、何かにちょっと当たったくらいのことで欠けることがあります。

高台の一番下の部分(いわゆる「畳付き」)には、ふつう釉薬を掛けません。
粘土がむき出しになるため、衝撃に弱い部分です。

下の写真のように、カンナで角を落してやると欠けにくくなります。

高台を直角のままにしたいなら、高台の角を人差し指でぐるっと撫(な)でておくだけでも、粘土がしまって欠けにくくなります。

写真協力:津田沼陶芸教室会員 T.Sさん