Q:削った粘土は、捨てるんですか?

A:そんなもったいないことはしません!

「削ってカラカラになったのは、燃えるゴミの方に入れていいですか?」入会してすぐの会員に言われて驚きました。
「粘土は燃えないでしょ!」「じゃ、燃えないゴミはどこに?」というような会話。燃えないけど、捨てません!

粘土は、地面の下から掘り起こされて、丹念に木の根や小石を取り除かれます。
さらに篩(ふるい)にかけたり、水簸(すいひ)して粒子をそろえたりします。
私(林)は業者さんから粘土を買っているので、採掘したり、水簸をしたことはありません。
自分で採掘もしている知り合いの陶芸家によれば、手間ひまかけて作った粘土は、どんなかけらでも捨てられないと言います。

教室の床に落ちた粘土はゴミが混入するので敷地内の地面に捨てますが、それ以外は、再生して使いますよ。