Q:口が傾いた器は、どうやってロクロで削りますか?

A:口の低い部分に粘土を挟んで(かまして)、底を水平にして削ります。

口が傾いた器をそのままロクロに載せて削ると、口は水平になりますが、全体に傾(かし)いだ作品に仕上がります。

口が傾いたままに仕上げたかったら、逆さまにしてロクロに載せたあと、口に粘土を挟んでやります。

少し乾燥させた固めの粘土をヒモにして、口の低い部分に挟んでやります。

そのあと、器をが動かないように、三か所を粘土で固定してから削ります。