Q:焼きあがった作品にできた「釉はげ」や「釉ちぢれ」。原因は何?
A:どこかの段階で、素地から釉薬がはがれたことが原因です。
釉はげ(釉メクレともいう)や「釉ちぢれ」を予防するための方法。
1、素焼きされた作品に、手の脂(あぶら)やホコリを付けないこと。
不用意に触らないこと。手を洗ってから作品に触る。
スポンジの水をよくしぼって、ぬぐうようにホコリを取る。
2、釉薬を何度も掛けないこと。厚く掛けないこと。
気泡で釉薬にプツプツしたふくらみができたら、指先で押さえて空気を抜く。
3、釉を掛けたあとにできるピンホールを、そっとなでて均しておく。