Q:皿と鉢(はち)の違いを教えて!

A:一般的には、深めのくぼみを持つものが鉢。くぼみが浅いものを皿と呼びます。

作る側から言うと、ロクロで筒状に挽いて、縁を倒してゆけば鉢の出来上がり。
さらに倒すと皿になります。
ただ、「どこまで倒したものが皿だ」という定義をした人はいないようです。

僕(林)にしても、まったく同じ形でも、気分で「皿」と呼んだり、「鉢」と呼んだりしています。

公募展の会場などを見回すと、「鉢」と名付けた作品よりも、「皿」のほうが深いことが良くありますよ。

写真は林の作品で「残果招雀文大鉢(ざんかしょうじゃくもんおおはち)」
※「文」は文様のこと

野菊文皿(のぎくもんさら)

「皿」と「鉢」の区別について、誰かの定義をご存じなら、教えてください。