Q:粘土を一枚だけタタラにしたいとき、どうする?

A:布の中に片栗粉を入れてヒモで結んだ、「テルテル坊主」を用意します。

今回はサンマ皿を作りたい、ということなので細長いタタラをつくりました。

1、作業台の上で「テルテル坊主」をたたいて片栗粉を薄くまきます。
  ※片栗粉をまいたために、タタラ粘土が作業台に貼りつかない!

2、極太の粘土ヒモを作って、たたいて少し平らにする。

3、粘土の両側に、7ミリのタタラ板を置いて

4、麺棒で、のします。

5、タタラ粘土の端をそっとつまんで、新聞紙を敷いた板の上に移します。

6、竹ベラなどで好みの形に切って成形します。

※3と4を慎重にやるなら・・・
 10ミリのタタラ板を置いて縦方向にのしたあと、粘土をひっくり返して、9ミリのタタラ板でのします。

 さらに8ミリのタタラ板で横方向にのしたあと、7ミリのタタラ板でのします。

 つまり、ひっくり返したり、方向を変えたりしながら薄くすることで
 粘土の粒子を均一にします。 こうしておくと反(そ)りや歪みが防げます。

写真協力:津田沼陶芸教室会員のNIさん