Q:釉薬が垂れたあとなど、均した方が良いですか?

A:灰を使った釉薬であるなら、石灰を使った釉薬ほど気を遣うひつようはありません。

石灰を使った釉薬は、掛けたときの様子に近い状態で焼きあがります。
気泡が残っていれば、指先でつぶしながら均します。
釉垂れは、ナイフを使って削ってから均します。

灰を使った釉薬の場合は、焼成中に溶けて周囲となじむために、気泡や釉垂れもほとんど目立たなくなります。

釉薬の調合に石灰が含まれているか、灰がふくまれているかに注意してください。