Q:釉薬を何度も掛けたのに、かえって薄くなったのはナゼ?

A:素焼きに含まれる水分が飽和状態になると、掛けるほど、釉薬を洗い落とすことになります。

釉薬には接着剤は入っていません。粉末を水に混ぜた状態です。
素焼きした作品には吸水性があるために、水を吸う力で釉薬が表面に吸着します。

なんども掛けると、せっかくくっついていた釉薬が洗い落とされることになって、かえって釉薬は薄くなります。

釉薬は一発で決めることが大切!
さらに掛けたい場合は、1日ほど乾かして、ふたたび吸水性が出てから、釉薬を掛けるようにしましょう。