Q:電気やガスの窯があるそうですが、作品に違いが出ますか?

A:雰囲気が少し違いますね。

窯には電気、ガス、灯油、薪(まき)などを使うものがあります。

薪の窯の代表は、登り窯ですね。
作品に灰が掛かって溶けたような効果を狙うのでなければ、ガス窯で焼いたものと区別がつきません。
どちらも炎で焼くという共通点があります。

灯油の窯は、焼いた経験がないのでコメントできませんが、薪やガスに似ていると思われます。
コストが安いのですが騒音が出るために、人家が近い場所では使いにくそうです。

電気の窯は電熱線で温度を上げます。

私(主宰の林)の個人的な感想ですが、電気の窯で焼いた作品は、ほっこりと柔らかい印象です。
ガスの窯で焼いた作品は、キリッとして厳しい感じがします。

津田沼陶芸教室では、電気の窯とガスの窯を使っています。