象嵌や掻き落としで、3種類のカンナを使い分ける!
完成度が上がる!
象嵌や掻き落としではカンナが重要な役割を演じます。
僕は主に3種類のカンナを使っています。
1、荒削り その1
刃先の鋭くないカンナを使う。
象嵌で埋めた粘土がしっかり密着するようにむしろ、鋭くない刃のカンナで押しつけるようにして削ります。
2、荒削り その2
刃の鋭いカンナを使う。
ザクザクと削ってゆく。
3、仕上げ削り
粘土がほぼ乾燥し終わってから、「超硬(ちょうこう)カンナ」で仕上げます。
超硬カンナを湿った粘土で使うと、「飛びカンナ」の状態になって、平らに削れません。
乾燥して通常のカンナが使えなくなってから使用します。
下のような作品になりました。