Q:何度まで下がったら窯から出せますか?
A:人によって違いがありますが、私(主宰の林)の場合は100℃を切るまで待って窯出しします。
電気の窯の場合
窯の温度が200℃を切ったら、フタを10センチほど開けます。
そのままにして100℃を切ったら全開にして、耐火手袋をはめて作品を取り出します。
もっと温度が高くても大丈夫、という人がいるかもしれません。
でも、以前150℃で大壺を取り出して、1時間ほどしてから、空気を切り裂くような音とともに真横に亀裂が入ったことがあり、それ以来100℃以下を守っています。
ガス窯の場合
300℃で扉を10センチ開け。2時間後に全開。
※これで特に割れたこともないので、ガス窯のほうが高温で窯出ししていることになります。
お世話になっているガス窯メーカーの社長さんは、「300℃で全開しても割れない」とおっしゃるのですが・・・やはり心配。