Q:ロクロを挽くとき「まだ厚い」と言われます。薄いほうがいいんですか?
A:上手になると、薄く挽けるようになります。
適当な厚さというのがあって、薄ければよいというものではありませんが、「早く上手になってほしい」という思いを込めて「まだ厚い!」と、先生は言うのでしょう。
薄く挽くと良い、次のような理由があります。
1、手に取ったときに心地良い、軽い器ができる。
2、形がすっきりしたものになる。厚いと「どろん」と鈍い印象になりがち。
3、削る粘土が少なくなって、削り作業がはかどる。粘土を再生する手間も少なくなる。