Q:手びねりするとき、粘土の厚みはどうやって確認するのでしょう?
A:手びねりでお茶碗などつくるのに、下の方の粘土が厚くなりがちです。
削りの時の労力がたいへんなので、薄くしておきたいですね。
「見えないところの厚みがどうしてわかるんですか?」と聞かれます。
指が覚えているから、と答えます。
タタラ板という、粘土の板を作るための木の板があります。
厚さは3ミリ、5ミリ、8ミリ、10ミリなど。
厚さの違う板を、親指と人差し指で挟んで厚さの感覚を覚えてください。
タタラ板は陶芸用品としても売られていますが、ホームセンターの木工用品の売り場のほうがずっと安いです。