/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:手びねりの良さについて教えてください。 A:ひと言で言えば、人が作った温かさがある、ことでしょうか。 電動ロクロを使ったものにくらべて、肩の力が抜けた「ほっこり」した姿です。 削り作業なども、重さやバランスなどを掌の中で確かめながら、とことん自分好みの作品に仕 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:手びねりで作っているとフチがひび割れてきます。対策は? A:粘土がひび割れるのは、温かい指が粘土の湿気を奪うためです。 お手拭きを濡らしたものを用意してください。 強くしぼらないで、水をたくさん含ませておきましょう。手びねりで作りながら、ときどき指先をお手拭きで湿らせます。
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:手びねりするとき、粘土の厚みはどうやって確認するのでしょう? A:手びねりでお茶碗などつくるのに、下の方の粘土が厚くなりがちです。 削りの時の労力がたいへんなので、薄くしておきたいですね。「見えないところの厚みがどうしてわかるんですか?」と聞かれます。指が覚えているから、と答えます […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:板皿の底が反らないようにする方法は? A:3つの方法を紹介しましょう。 反りの原因は、粘土が均一に乾いてくれないことから起きます。表側が早く乾いて裏側が遅れるために、縁が持ち上がる。。フチから乾いて縮むために、中心が圧迫されて凸になりやすい。さて、反りを防ぐ […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:手びねりでつくった皿を板にのせるとき歪みます。対策は? A:手ロクロの上に板をのせて、その上で作りましょう。 湯飲みやお茶碗は作ったあと、切り糸で切って板に移します。でも、皿は移動させるとき口が歪みやすいですね。そこで、最初から板の上で作りましょう。 1、粘土ヒモを作って、手 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:取っ手をつけたらカップが歪んでしまいました。対策は? A:取っ手をつけるカップは、本体を楕円に歪めておきましょう。 白粘土の場合は歪みは気になるほどではありません。でも、赤粘土の場合は熱に弱いために歪みが目立ちます。取っ手に引っ張られるように、楕円形になります。 それを防ぐ […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:「ヒモ作り」するためのヒモの適当な太さは? A:お茶碗くらいの大きさのものを作るには、直径1.5センチくらいのヒモがふつうです。 作る器の大きさによって、ヒモも太くします。直径1.5センチ~2.5センチくらいですね。(3本でつみあげる) 自分の指の太さで覚えておく […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:「ヒモ作り」するためのヒモがうまくできません。 A:左右5本の指を開いて!手の重みを粘土にほとんどかけないで、左右に引っ張る感じで粘土を転がします。 手のひらではなく、開いた指を粘土に当てて回転させるのがコツですね。 1、片手で握れるくらいの量の粘土を持ちます。 2、 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:「粘土でタタラをつくる」って何ですか? A:粘土を板状にすることです。 板状にした粘土を曲げたり、貼り合わせたりして、器や、立体をつくります。写真は、タタラを使って作った織部皿。
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(手びねり) Q:タタラにした粘土を切る道具は? A:ふつうは竹ベラ、木ベラ、剣先などで切りますが、ピザ・カッターもなかなか重宝! 粘土にタタラ板を当てて、竹ベラ、木ベラ、剣先などで切るのが一般的ですがフリーハンドでゆったりした曲線に切りたいときなど、キレイに切れます。 […]