Q:高台(器の底の丸い輪)はなんのためにあるのでしょう?
A:高台は「こうだい」と読みます。これがなかなかの優れものです。
高台の高さがあるために、器の形にメリハリが効いて良いスタイルになります。
乾燥時に底が板から浮いているために、早く乾燥します。
釉薬を掛けるときに高台を持つと手に釉薬が付きません。
手を洗うことなく、何個でも掛けることができます。
使う人にとっても、底に指が掛かるために、しっかり持てます。
教室で見ていると、浅い高台を削り出す人が多いのですが、
後の作業のしやすさ、使うときの安定感を考えると、最低3ミリの高さは欲しいです。
僕は5ミリくらいのしっかりした高台が好きです。