「箱書き」は、何をどう書く?

ポピュラーなのは、こんな書き方!

書く内容は「作品名」と「落款(作者の署名と印)」です。縦書きします。

書く場所と作法は、作家によってまちまちですが、いちばんポピュラーなのは次の書き方です。

・箱のフタの表側に、右上から「作品名」、左下に「落款」。

 写真は、右上から「唐津 ぐい呑み」、左下に林の落款

・他の書き方としては、フタの表側に「作品名」、裏側の左下に「落款」。

・あるいは、フタの裏側だけに、右上から「作品名」、左下に「落款」。

・さらに、壺など背の高い作品の場合は、箱の側面に、右上から「作品名」、左下に「落款」。
 という書き方をする作家もいます。

また、筆で絵を描いたり、贈る相手の名前を入れたり、メッセージを描いたりする作家もいます。
箱もメッセージを伝えるメディアですから、相手がよろこんでくれるように書けば良いということです。