釉薬が垂れて棚板につきます。 対策は?

作品の下に敷くセンベイをつくろう!

織部釉やビードロ釉などの流れる釉薬を掛けたら、
「せんべい」(「ハマ」とも言う)と呼ばれる下敷きを、作品と棚板のあいだに敷きましょう。

釉薬が垂れても棚板を傷めません。
また、垂れない釉薬の場合でも、これを敷いておけば棚板の汚れが防げます。

童仙傍(どせんぼう)という窯道具用の土を用意します(陶芸ショップで購入できます)。 

童仙傍に水を加えて粘土の柔らかさになるまで練ります。
おはぎや、お稲荷さんをつくるようにして丸めます。

それを棚板のあいだに挟んで、上から足で踏みます。
棚板のかわりに石膏ボードで挟んでもかまいません。
(木の板だと、べったり貼りついてはがしにくい)

「せんべい」は乾燥させてから、作品を本焼きするさいに下に敷きます。