釉薬が泡立ったように焼き上がった(ブクが出た)のは、どうして?

ブクが出たのは、焼成時間が足りない。

いくつかの原因が考えられますが、焼成時間が不足している場合が多いようです。

釉薬は窯の中でブクブク沸騰する状態になりますが、それは釉薬の中の不純物が外に出ている状態。
それがおさまってから火を止めると表面は滑らかになります。

沸騰中に冷えると、泡立ちがそのまま冷えて固まるために「ブク」が出ます。

温度が高過ぎたからかったから沸騰したのか、と考えがちですが違います。
泡立ったものは、もう一度焼いてやると泡が消えることが多いです。