Q:ロクロでの削り。器を粘土で固定する方法は?

A:しっかりと固定できて、器の縁を傷つけない方法はこれ!

まず、人差し指くらいの太さの粘土ヒモを作ります。
4センチほど千切って、両端を整えます。
(慣れれば、粘土の塊から適当な量を取ってもかまいません)

器をロクロの天盤の中央に載せます。
先ほどの粘土を、親指、人差し指、中指の3本でつまんで、人差し指で押さえます。
押さえる位置を手前に移動しながら、4回ほど押します。

粘土が伸びて、長い範囲をカバーできます。

※人差し指で押さえるのは、縁の外側5ミリほどの所です。
 器の縁を押さえる人がいますが、歪みの原因になります。

器の縁に粘土の壁を作って支える、と考えましょう。

器の縁3か所を止めて固定させたら削り作業を始めます。

※器の下に敷いている粘土は縁を傷つけないためのクッション。