Q:撥水剤を塗るとき垂れます。どうすればいいの?

A:撥水剤を多く付けないことと、もう一工夫を!

1、垂れるほど筆に付けない

撥水剤(赤い色の「スペーター」)は多く付けると垂れて、釉薬を掛けたくない所以外も撥水してしまいます。
撥水剤を筆に付けたら、筆を容器の内側に押し当てて余分な撥水剤を落とします。
(このさい、縁でしごくように落とすと、撥水剤が外に垂れて指に付くと面倒です。容器の内側で落としてください)

2、垂れる方向を考えて、作品を置く

ひろい面を撥水する場合、垂れてもかまわない方向を考えて、作品を置きましょう。

写真は下部を撥水させています。このように置けば下に垂れても問題はありません。
逆に置くと、釉薬を掛けたいところに垂れてしまう危険があります。
作品のさらに下の方を塗るときには、上下をひっくり返します。