Q:素焼きは何のためにするんですか?

A:釉薬(うわぐすり)を掛けるときに、壊れないようにするためです。

素焼きは800度から850度で焼きます。
そうすることで粘土の性質が変わって、水につけても壊れなくなります。
本焼き(1250度くらい)するともっと固くなって壊れなくなりますが、吸水力もなくなります。

水に溶いた釉薬がしっかり表面に付着して、しかも水を吸っても壊れない。
粘土に両方の機能を持たせるために素焼きします。