釉薬を捨てるときは、こうする!

市役所のアドバイスは、こうでした!

僕の住まいのある市役所に問い合わせたら、
「乾燥させてから『燃えるゴミの日」に出してください」とのことでした。

先日、面識のない方からメールをもらいました。
「陶芸を趣味にしていた祖父が亡くなって、陶芸部屋を片づけています。
たくさん出てきた古い釉薬をどのように捨てたら良いか困っています」

市役所に問い合わせてみた回答が、上のようなものでした。
でも・・・「釉薬は燃えんだろう!」とツッコミを入れたくなりました。
焼却炉に支障はないのでしょうか。
割り切れない気持ちのまま、市の担当者の言葉のまま、メールで伝えました。

乾燥させるには、不要になったシーツなどを適当な大きさに切って、ザルなどに載せます。
釉薬を濾過(ろか)させて、テルテル坊主のようにヒモでしばってから、吊り下げて乾燥させましょう。

ほかに考えられる処分法としては
公民館などのサークルや、学校に、もらってくれるかどうか相談してみる。
僕の教室では素性の分からない釉薬はいただけませんが、もらってくれる教室もあるかもしれません。

土石や灰、害のない酸化金属などでできた釉薬なら、庭に穴を掘って埋めることも考えられます。
でも、市販の釉薬に何が入っているかはわかりません。
劇物に指定されている炭酸バリウムなどが使われていることもあります。
地下水に混入することが考えられます。危険です。