Q:釉掛けでできた指あとの補正は、どうする?
A:含みの良い筆をつかって補正します。
1、ポイントは、塗らないこと。そっと「渡すように」釉薬を置きます。
塗ろうとすると、どうしても釉薬が薄くなります。
2、補正した部分のデコボコが目立つようなら、ナイフか剣崎の刃で出っ張った部分を削ります。
3、さらに指先で、そっと均してやります。
※強くやりすぎて、釉薬が剥がれるのをよく見かけます。
やさしくなでることが大切。
※釉薬のデコボコが焼いたあとも目立つのは、石灰をつかった釉薬です。
ていねいに補正しましょう。
灰を使った釉薬なら目立ちません。
目立つところ以外はそのままでもかまいません。
灰を使っているのか、石灰を使っているのかは、釉掛けのとき先生に聞いてみてください。