Q:焼いたあと、釉薬にひびが出るものと出ないものがあるのはどうして?

A:釉薬のほうが収縮率が大きいと、貫入が出ます。

釉薬に出るひびのことを貫入(かんにゅう)といいます。
釉薬は焼くと溶けて、温度が下がると固まります。そのときに収縮します。粘土も収縮します。
釉薬と粘土の収縮率がほぼ同じなら貫入は出ません。

釉薬のほうが収縮率が大きいと、貫入が出ます。
粘土のほうが収縮率が大きいと、釉薬が剥がれ落ちることがあります。