Q:削りのとき器の縁がつぶれます。対策は?
A:口が水平なものなら、ロクロの天板の上に粘土の「枕(まくら)」を敷いてやりましょう。
電動ロクロでも、手ロクロでも、天板の上に直接作品を置くと、せっかくきれいに整えた縁が変形してしまいます。
そこで、粘土をヒモにして、器の口径に合わせて天板に載せます。
指で軽くたたいて平らにします。
弓を当てて一周させると、厚さがそろいます。
※そのさい、弓を倒す角度によって粘土の厚さが変わります。
粘土は薄くても問題ありません。
粘土の枕に針で2、3本線を引いてやれば、器をカンタンに中心に据えることができます。
写真協力:津田沼陶芸教室 会員 Y.Hさん