/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(電動ロクロ) Q:電動ロクロは、どのくらいのスピードで回せば良いのでしょうか? A:だいたいの目安を話しましょう。小さなものを作るときは、速め。大きなものを作るときは、ゆっくり。 これは指先に感じるスピードを一定にするためで、ロクロの回転スピードの鉄則です。 では、お茶碗や湯飲み、小皿など、比較的小 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(電動ロクロ) Q:作りたいものと、「土取り」の大きさの目安を教えて! A:ピンポン玉、みかん、野球のボール、グレープフルーツと覚えましょう。 ※「季刊・つくる陶磁郎28 やきものづくりの法則」より 最初にくびれを作って、使う粘土の量を決めることを「土取り(つちどり)」と言います。作るものの […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □成形(電動ロクロ) Q:ロクロは自転車みたいなもんだよ、と先生が言うのはどういう意味? A:転んでも転んでも練習してると、あるとき突然できるようになるよね、あの感じ! 基本的な技術は、とにかく身体に覚えさせるしかないんです。どうしたら自転車を走らせることができるか、なんて、説明するのは、たいへんだと思いませ […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:形を作ってから何日後に削り作業ができますか? A:陶芸教室では一週間後が一般的です。 室内に置いておけば、小物なら半日~1日で削れるようになります。 教室では会員の皆さんの都合を考えて、一週間後に削り作業ができるよう乾燥をコントロールしています。作品をビニールでくる […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:乾燥した作品に触ろうとしたら注意されました。どうして? A:粘土が白く乾燥した状態は、いちばんもろくて壊れやすいときです。 梱包用のプチプチクッションで巻いてダンボールに入れても、クルマで運んだら何個かは壊れることが多いです。 特に取っ手のあるもの、コーヒーカップなどは要注意 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:削りのとき、高台のサイズはどう決めれば良いのでしょう? A:どっしりと見えたり、軽快に見えたり、高台はとても大事な部分です。 作り手のセンスの見せどころで、器の幅の何分の一と言えないところが面白いところです。とはいえ、初心者の人は、サイズのメドは知っておいた方が削りやすいでし […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:高台(器の底の丸い輪)はなんのためにあるのでしょう? A:高台は「こうだい」と読みます。これがなかなかの優れものです。 高台の高さがあるために、器の形にメリハリが効いて良いスタイルになります。 乾燥時に底が板から浮いているために、早く乾燥します。 釉薬を掛けるときに高台を持 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:皿の高台はどのくらいの大きさに削るのが良いでしょう? A:お皿の高台サイズは、「口径の半分~三分の一」と覚えてください。 皿の場合の高台のサイズを決めるのは2つの要素です。1、大きい方が安定する。2、小さいほうがスッキリして見える(使うときに高台が見えない)。 このふたつを […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:底を厚く削ったのに、乾燥の途中で底がひび割れたのはなぜ? A:底を厚く削ったから割れたのです。 乾燥は縁から始まります。乾燥すると縮みます。最後まで湿りが残るのが底の部分です。 縁から縮んできて、ギューッと粘土が上部に引っ張られます。まだ柔らかい底の部分が耐えられずに隙間ができ […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:乾燥時に底割れすることが多いのですが、防ぐ方法は? A:底割れの原因は 1、底が柔らかいうちに高台を削った。2、ロクロで挽いたとき、底に水が残っていた。3、底の粘土を良く締めておかなかった。 などが考えられます。 対策としては、・底に触ってみて、ベトつかなくなってから削る […]