/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:形を作ってから何日後に削り作業ができますか? A:陶芸教室では一週間後が一般的です。 室内に置いておけば、小物なら半日~1日で削れるようになります。 教室では会員の皆さんの都合を考えて、一週間後に削り作業ができるよう乾燥をコントロールしています。作品をビニールでくる […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:乾燥した作品に触ろうとしたら注意されました。どうして? A:粘土が白く乾燥した状態は、いちばんもろくて壊れやすいときです。 梱包用のプチプチクッションで巻いてダンボールに入れても、クルマで運んだら何個かは壊れることが多いです。 特に取っ手のあるもの、コーヒーカップなどは要注意 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:削りのとき、高台のサイズはどう決めれば良いのでしょう? A:どっしりと見えたり、軽快に見えたり、高台はとても大事な部分です。 作り手のセンスの見せどころで、器の幅の何分の一と言えないところが面白いところです。とはいえ、初心者の人は、サイズのメドは知っておいた方が削りやすいでし […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:高台(器の底の丸い輪)はなんのためにあるのでしょう? A:高台は「こうだい」と読みます。これがなかなかの優れものです。 高台の高さがあるために、器の形にメリハリが効いて良いスタイルになります。 乾燥時に底が板から浮いているために、早く乾燥します。 釉薬を掛けるときに高台を持 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:皿の高台はどのくらいの大きさに削るのが良いでしょう? A:お皿の高台サイズは、「口径の半分~三分の一」と覚えてください。 皿の場合の高台のサイズを決めるのは2つの要素です。1、大きい方が安定する。2、小さいほうがスッキリして見える(使うときに高台が見えない)。 このふたつを […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:底を厚く削ったのに、乾燥の途中で底がひび割れたのはなぜ? A:底を厚く削ったから割れたのです。 乾燥は縁から始まります。乾燥すると縮みます。最後まで湿りが残るのが底の部分です。 縁から縮んできて、ギューッと粘土が上部に引っ張られます。まだ柔らかい底の部分が耐えられずに隙間ができ […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:乾燥時に底割れすることが多いのですが、防ぐ方法は? A:底割れの原因は 1、底が柔らかいうちに高台を削った。2、ロクロで挽いたとき、底に水が残っていた。3、底の粘土を良く締めておかなかった。 などが考えられます。 対策としては、・底に触ってみて、ベトつかなくなってから削る […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:ロクロで良い形に挽けたのに、削りでヘンな形になるのはなぜ? A:ロクロでは中の形を完成させます。内側の形に合わせて外側の形を整えるのが削りです。 ロクロで良い形に挽けたと思っても、それは外側の形ではありませんか?中の形がキレイにできるようになれば、削ったあとの形もキレイになります […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:削り作業が大好きです。あまり長時間やるのは良くないですか? A:常識的には、乾燥して白くなってしまう前に終えましょう。 いつまでも手の中で無心にもてあそんでいたい持ちは分かります。でも、白くなったあとも削っていると、割れたりヒビが入ることが多いです。完全乾燥したときが、粘土はいち […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:板皿の底が反ってしまいました。なんとかなりますか? A:白くなるまで乾燥していなければ、まだ手はあるかも。 白くなっていなければ、手のひらを皿にぴったり付けて、親指の付け根あたりを力を込めて、グッと押します。「グッ!」と、0.2秒ほど押し付けます。これで反りが直ることが多 […]