Q:乾燥させたらお茶碗の底に亀裂ができた。何とかなる?

A:乾燥しきっていなければ、木べらを使って修復できますよ。

縁から乾くので、底の部分はいちばん最後に乾きます。
ですから、亀裂を見つけても、まだ幾分湿り気が残ってることが多いです。

底が白く乾燥していなければ、次のことを試みましょう。

木べらで(写真の右端部分)、まず高台の中(裏底)の亀裂を埋めます。
埋め方は亀裂の周囲の粘土を木べらで擦りつけるようにします。
粘土にツヤが出るまで、ていねいに。

次に内側(底)の亀裂も同じようにして修復します。

そのまま完全乾燥させてください。
素焼き後に亀裂が残ることは、めったにありません。