Q:釉薬を掛けたあと、ガラス片をのせて焼いたらどうなりますか?
A:キレイに発色しますよ。
たとえば透明釉を掛けた皿に色ガラスをのせて本焼きすると、器のくぼみに溶けた色ガラスが溜まって美しく発色します。
色ガラスの周囲にガラスと釉薬が混ざった部分ができて、その外側はふつうに釉薬がかかった状態で焼きあがります。
窯の温度の上昇によって先に色ガラスが液体化(700度くらいで)して、まだ粉末状の釉薬を外側に押しのけて、さらに温度が上がると(1100度くらい)
釉薬が溶けるために、上のような模様ができると考えられます。
ガラス片は、気に入った色のワインボトルを残しておいて砕いたり、(くれぐれも、ケガしないように)
浜辺に行ったときに拾い集めてくるのも楽しいですよ。