/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:完全乾燥した粘土は、どのくらい軽くなりますか? A:乾燥前に比べて約8割になります。 写真では、100グラムの粘土が、乾燥後は80.7グラムになりました。 ですが、写真を撮ったあと数日後に計ってみたら78グラムと表示されたので、この方が完全乾燥状態に近いはずです。 当 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:白化粧(しろげしょう)って何ですか? A:粘土の表面をカバーして、白色に装飾する技法のことです。 鉄分を多く含む赤粘土に施すことが多いですが、白粘土に使っても白のグラデーションが美しく仕上がります。 原料は、「カオリン」「白絵土(しろえど)」「陶石」「長石」 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:化粧土に「とも土」を加えると付きがいいと聞きました。どこで買えますか? A:「とも土」は買えません。作品を作った粘土のことです。 漢字で書くと「共土」でしょうか、「友土」でしょうか。ともかく、化粧土を掛けようとしている作品に使った粘土のことです。その粘土を10%ほど化粧土に入れてやると、お互 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:線で模様を彫るのに良い道具はありますか? A:インクの出なくなったボールペンが一番です! 竹の串や、ヤスリ、釘などいろいろ試しましたが、いちばん使いやすいのはボールペンでした。 指で持って一定の圧をかけて線を引くための最先端の道具がボールペンです。持ちやすく動か […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:素焼き前の作品に白化粧を掛けたいのですが、できますか? A:私(林)のようにヒシャクで掛けるのは、初心者には難しいかも。 削りが終わった時点(素焼き前)で、白化粧をヒシャクで掛けるのは、けっこうワザが要ります。内側と外側に手早く掛けます。手間取ると、白化粧の水分がしみ込んで、 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:線を彫って花を描くには、どのタイミングが良いですか? A:削りが終わったあとですね。 形作りしたばかりのときは、まだ柔らかすぎて、線を彫るとバリがたくさん出てきたなくなります。 削りが終わってから、半乾燥の状態で線を彫るとキレイにできます。彫る道具は、いろいろ試しましたが使 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:器の内側にハンコを押したら、外側がふくらんだ。対策は? A:内側に押すときは外側に、外側に押すときには内側に、指を当てましょう。 写真は内側にハンコを押していますが、外側を指でしっかり支えています。 ハンコを押す順序は、口に近い部分から始めて、底はさいごに押します。(早く乾く […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:「三島(みしま)」にするためのハンコ押しは、削りの前?後? A:ハンコ押しは、削りの前におこないます。粘土の乾燥具合に気をつけて。 三島の中でも「暦手(こよみで)」と呼ばれるものですね。 粘土は縁から乾いてゆくので、縁に近い部分からハンコを押します。(いちばん上部は、ハンコを押す […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:竹串などで模様を彫った。バリ取りは、いつ、どうする? A:完全乾燥してから、乾いたスポンジで取りましょう。 半乾燥したときに、竹串などで彫った溝には、「バリ」が出ます。「バリ」とは、線の両側にはみ出した粘土です。 乾ききっていないときに取ろうとすると、汚くなります。 完全乾 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:半乾燥した粘土には、何を使って下書きする? A:インクや朱墨(しゅぼく)で描きます。素焼きすれば消えます。 たとえば、線彫りをするとき、いきなり彫るのは勇気がいります。そんなときは、あたりをつけるために下書きをしましょう。 インク(青、黒、赤)や朱墨などで、細筆を […]