/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:削りのとき器の縁がつぶれます。対策は? A:口が水平なものなら、ロクロの天板の上に粘土の「枕(まくら)」を敷いてやりましょう。 電動ロクロでも、手ロクロでも、天板の上に直接作品を置くと、せっかくきれいに整えた縁が変形してしまいます。 そこで、粘土をヒモにして、 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:削りのあとの底割れ。原因と対策を教えて! A:おもな原因は3つです。対策も合わせて答えます。 1、作るときに底の「締め」が足りなかった 手びねりなら、見込み(底)の部分をよく叩くこと。 ロクロなら、底にコテを押し当てる。 この作業、粘土の粒子を密にすることを「 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:お茶碗などの削りで、重くならないようにするコツは? A:高台の脇(いわゆる「腰」の部分)が厚く残ると重くなります。 削る前にお茶碗の底のほうまで、粘土の厚さを確認して、どの部分をどのくらい削るか、決めておきましょう。 粘土の厚さを確認するには、右手親指を茶碗の外側に、人差 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:ロクロを使わず壺など削るときのポイントを教えて! A:らせん状に削るようにしましょう。 水平に削ると、どうしても全体の曲線がいびつになりがち。右上からカーブを描いて左下に向かうように、カンナを動かします。 写真は、底を上にしての作業ですが、このあとひっくり返しての削り作 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:高台のサイズを決めるとき、底の中心はどうすれば分かりますか? A:陶芸道具の「針」を用意します。 作品の底の真ん中が分かれば、モノサシを当てて高台の予定サイズが出せます。 さぁ、これから高台を削り出すというとき、ロクロを回しながら、「針」の先でなるべく小さな円を描きます。針先は動か […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:削るとき、外から見えない底の位置はどうやったら分かりますか? A:ひっくり返す前にフチから底までの高さと、外側のフチまでの高さを測っておきます。 まず、写真のようにフチに板を渡して、垂直に立てたモノサシで縁までの高さを測ります。(この大鉢の場合は12.1センチ) 次に、外側にモノサ […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:作業中に粘土の乾くのを止める方法は? A:しばらく離れるときには、ポリ袋(ゴミ用)をすっぽりかぶせます。 そのままで放置すると、乾燥が進みます。 粘土が生の時点で作業する「象嵌(ぞうがん)」や「掻き落し(かきおとし)」、三島(みしま)などの技法では、特に乾燥 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:底の粘土がすごく厚い場合、ロクロの削りで注意することは? A:表面は削り頃になっても、中はまだ乾いていないので、二度に分けて削ります。 ロクロで挽いた湯飲みなどを切り糸で切るとき、失敗してすごく厚く粘土を残してしまった。 そうした作品を削るときは2回に分けて削ります。 底に当た […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:口が傾いた器は、どうやってロクロで削りますか? A:口の低い部分に粘土を挟んで(かまして)、底を水平にして削ります。 口が傾いた器をそのままロクロに載せて削ると、口は水平になりますが、全体に傾(かし)いだ作品に仕上がります。 口が傾いたままに仕上げたかったら、逆さまに […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □削り・乾燥・加飾 Q:高台の外側を削るときカンナを安定させるコツを教えて! A:カンナを持った右手を持ち上げるように、左手の人差し指で上から抑え込むように。 言葉で説明しにくいのですが。 高台の外側にカンナを当てます。そのときカンナを持つ右手を上に持ち上げるように力を入れます。 左手の人差し指で […]