/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:釉薬を自分で調合してみたいのですが、教室で焼いてもらえますか? A:垂れて棚板を汚したりするため、教室では歓迎されないでしょうね。 津田沼陶芸教室では、熱心な会員のために以下のようなルールのものに、焼いてあげることにしています。(ただし、あくまでもテストです。テストでOKと判断できた […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:私には「絵心」がありません。どうすれば作品に絵が描けますか? A:陶芸の場合は、上手な絵は描かなくてもいいですよ。 「絵心」とは「絵の心得」のことですね。陶芸の場合は、上手な絵は描かなくてもいいですよ。「絵描きが描いたやきものの絵はつまらない」と言われます。その理由は、絵付けの段階 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:作品に入れる絵は、どうすれば集まりますか? A:昔の陶器や漆の皿、そのほか蒔絵や水墨画、俳画などから、自分が気に入った絵をスケッチしておきます。 津田沼陶芸教室にも、染付皿などからデザインをもらって図案帳を作っている会員がいます。絵のマネですが、自分が気に入った絵 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:自分で作ったお皿に「ドラえもん」を描くと、問題がありますか? A:ドラえもんでも、ミッキーマウスでもなんでも描いてください。 著作権のことを気にされていると思いますが、できたものを販売するのでなければ問題ありません。 モナリザを模写して、自分の部屋に飾っても罰されないのと同じです。 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:釉薬を掛けたあと、ガラス片をのせて焼いたらどうなりますか? A:キレイに発色しますよ。 たとえば透明釉を掛けた皿に色ガラスをのせて本焼きすると、器のくぼみに溶けた色ガラスが溜まって美しく発色します。 色ガラスの周囲にガラスと釉薬が混ざった部分ができて、その外側はふつうに釉薬がかか […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:ある本に、「1250度、12時間焼成」とありました。高温でそんなに長く焼くんですか? A:12時間かけて1250度まで温度を上げるということです。 1250度で12時間焼き続けるという意味ではありません。じつは私も自分の窯を持つまでは、高温で長時間焼き続けるのかと思っていました。
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:釉薬を掛けたあとの小さな穴や釉だれは、そのまま焼いても大丈夫? A:灰を使った釉薬ならそれほど気にしなくてもかまいません。 石灰を使ったものや、灰の入っていないものは、痕がそのまま残りやすいので修正しておきましょう。 空気の抜けた小さな穴は、指先でなでて消します。釉だれ(釉薬の垂れた […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:鉄絵を描いて時間が経ったのに、触ったら手に付くのはどうして? A:鉄絵や下絵の具などで素焼きの表面に描いた線や絵は、素焼きが水分を吸うことで付着しています。 乾くと、素焼きの表面に粉がのっている状態ですから、触ると手に付いたり剥がれたりします。 油絵などは時間が経てば固まりますが、 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:掛けた時に黒かった釉薬が、白く焼きあがるのはなぜ? A:掛けるときの釉薬の色と焼き上がりの色とは、あまり関係ありません。 教室の黒い釉薬、たとえば「ワラ白釉」にはワラの灰使っています。ワラの灰が真っ黒なために、釉薬が黒いのです。黒色は炭素の色で、1250度で焼くと炭素は燃 […]
/ 最終更新日時 : Hayashi Yasuhiko □絵付け・釉薬 Q:一種類の釉薬を掛けたのに、色がまだらに出たのはなぜ? A:釉薬が均一に掛かっていないからです。 初心者のうちは釉薬を一度で上手に掛けられず、二度、三度と重ねて掛けることがあります。そのため釉薬に厚さの違いが出て、色がまだらになりやすいですね。 上手になってからは、あえて色が […]